海外での妊娠・出産・育児において、きっと一番心配されているのは言葉の面ですよね。
恐らく多くの妊婦さんが心配しているであろう分娩中のコミュニケーションは大丈夫です。なぜなら分娩中の身体の反応は人類共通のことばかりで、それを見てHebammeたちは分娩進行状態を判断しそれに必要なケアをしてくれるからです。(お産のだいたいの流れはあらかじめ知っておいてくださいね!)
むしろ産後の方が、赤ちゃんのことで心配になることが多く、言葉に頼る場面が多く出てきます。そこでは、カタコト英語でも身振り手振りでもなんでもいいからとにかく伝えることが大切です。文明の利器にも大いに頼りましょう。グーグル翻訳を使いながら会話したり、旦那さんの方が言葉に強いのであれば、その場で電話で通訳してもらいながら質問をする、などです。実はこれ、私たちスタッフが、ドイツ語の話せない他の国から来た方達とよくやる方法です。日本人の方は、まず自分の限界までやってみてそれでも困った!というときにだけとーっても申し訳なさそうにスタッフを呼ぶのですが、他の国の方はドイツ語・英語が一切できなくても、わからないことがあれば、どんな繊細なことでもどんな時間でも構わずナースコールしています。問題が大きくなってからよりも、早いうちに聞いておいた方が問題回避・解決のためにはいいのです。
次の勤務への引き継ぎ中や、他の患者さんへの対応中の場合は、行くまで時間かかると言われますが、決して迷惑がられているわけではないので安心してください。赤ちゃんとの新生活を安心して過ごせるように、言葉の壁を恐れず入院中に色々な疑問を解決してくださいね。
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