妊娠中に行う準備というと、赤ちゃんに必要なものを揃えたりお産に向けた体づくりをすることを思い浮かべる方が多いと思いますが、日常生活での家事内容を家族で見直すこともぜひやってみてください。今回は、家事の見直しに役立つ『名もなき家事リスト』活用のススメです。
最近話題の『名もなき家事』という言葉をご存知ですか?ダイワハウスHP内にある名もなき家事TOP10ランキングは、
第1位 裏返しに脱いだ衣類・丸まったままの靴下をひっくり返す作業
第2位 玄関で脱ぎっぱなしの靴の片付け・下駄箱へ入れる/靴を揃える
第3位 トイレットペーパーの補充・交換
・・・
と続きます。
これらの家事は、家事として認知されておらず家族で誰か一人(主に妻・母親)に負担がかかりやすい特徴があります。そして、各家庭によって様々な名もなき家事が存在します。
産後の生活は、赤ちゃんのお世話に加えて母体の回復が重要になります。育児をしながら食事・睡眠 (休息) がとれるためにも、パートナーの協力は必要不可欠ですよね。ただ、そうなった時に具体的に何をしたらいいのかわからない方も多いかと思います。ですので赤ちゃんが生まれて急に生活を変えるよりも、妊娠中から二人でその準備をしていくことが大切になります。今の暮らしにある家事リストを自分たちで作成するのももちろんいいのですが、なにせ相手は名もなき家事。なかなかその存在に気づけないものです。そこで活用できるのが、先人たちが作ってくださった名もなき家事リストです。数ある中でも私がとても細かく挙げられていて素晴らしいと思うのが、こちらの家事育児工程分担表。コロナ離婚の危機に直面されたことが作成のきっかけだったようですが、妻さんにより4K並み解析度で作成された家事育児工程分担表を無料でダウンロードできるようにしてくださっています。
これらを参考に、自分たちの家でのタスクを拾い上げて二人で確認し合い、どちらかができなくても家事が回るような仕組みづくりをされておくといいと思います。大きな上のお子さんがいらっしゃる場合は、その子を交えて家事を行うこともできますよね。
家族が増えるのは、人生でも滅多にない家事や分担を見直す好機です。そこから夫婦や家族の絆がさらに深まり、お互いを気遣い感謝し合えるような関係になっていくことにも繋がります。名もなき家事に気づけると、当たり前のことが決して当たり前ではないことに気づき、自分の周りにある他の人たちの優しさや思いやりを感じることができるかもしれません。ご家庭での幸せな時間が増えますように♡
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